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ダンス・マカブル 〜西洋暗黒小史〜のあらすじ

西洋の歴史の本を読むのが昔から好きだったので、この大西巷一さんの「ダンスマカブル」は見つけた時にすぐに興味を持ちました。

 

 

特に中世ヨーロッパの時代は華やかなドレスや宮廷での恋の話などの他にも魔女裁判や異端者に対する審問なども行われており、とても気になる時代でした。しかしまさか西洋暗黒小史について描かれたこういう本が出ているとは知らず、見つけてすぐに購入したのです。

 

ちなみにダンスマカブルというのは死の舞踏という意味があります。

 

 

 

「ダンスマカブル」のあらすじはいくつかありますが、例えば最初のエピソードは有名なジャンヌ・ダルクの処刑裁判についてです。

 

 

フランス東部で生まれたジャンヌ・ダルクはフランスとイングランドとの間に勃発した戦に参加し、勝利に貢献しました。神の啓示を受けてフランス軍に参加したジャンヌはやがて身代金と引き換えにイングランドへと引き渡されてしまいます。そしてイングランドと通じていたボーヴェ司教のピエール・コーションによって異端審問されるのです。

 

 

なんと彼女が異端審問を受けた最初の公判で問題になったのは戦争中に男装をしていたことと女性らしからぬショートヘアにしていたことです。

 

この時代、普通女性が異端審問を受ける時には教会の牢に入れられ、修道女による監視を受けるものでしたが、ジャンヌの場合はなんとイングランドの軍の牢獄に入れられた上、男性兵士が監視をしていたのです。これは当時は屈辱の処置だったそうですが、女性なのに男性に見張られるというのはいくら戦争に参加していたからといって恐怖を感じたのではないかなと思いました。

 

 

彼女は最終的な判決が出る前に異端であったことを認めて、女性の服装に戻っていたにも関わらず、結局火あぶりの刑になってしまいました。

 

 

火あぶりの刑は柱にくくりつけられて足元に生きたまま火をつけられるという処刑方法で、イメージでは体に火がついて燃えてしまうのが亡くなる原因だと思われていますし、私もそう思っていました。

 

しかし実はほとんどの場合、体が燃えるより前に数分から数十分間もの間、煙や熱さ、そして酸素不足によって亡くなっていたそうです。しかもキリスト教徒は普通亡くなると土葬しますが、これは肉体があることで再び復活できると考えられていたからです。ジャンヌは火あぶりにされることで肉体は燃え尽き、もう二度と復活することができなくなってしまったということでもありました。

 

 

このジャンヌ・ダルクのストーリーは一部ではありますが、この最初の部分を読んだだけで気持ちが暗くなりかけました。

 

 

しかし実際に行われたことですから、しっかりと理解しておかねばとも思いました。

 

 

その他の話しに、女性器破壊の話や、若さを追求するために人の血を絞る女地主の話しなど驚愕の中世の話しが出てきて、まったく救いがありません。

 

描写もリアルなので、過去の事実を知りたいという人だけ読むことをおすすめします。

 

 

残忍さにきっと卒倒すると思いますよ。

 

 

 

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